（左：H30×W22.5mm,　2012年　右：H28.5×W23mm, 2012年）

様々なキノコを一度に育てることができる観賞用キノコ培養器。
10種類ほどのキノコが入っています。








「キノコ培養器」の中に入っているキノコは
キヌガサタケ, マメザヤタケ, ベニテングタケ, ネナガノヒトヨタケ, アミガサタケ, スジオチバタケ,
キソウメンタケ, ベニナギナタタケ, シロソウメンタケ, アリノタイマツなど。







（約H26×W23mm,　2008年）

初期の培養器。中で育っているキノコは
ベニテングタケ, ネナガノヒトヨタケ, ウスタケ, カベンタケ, クヌギタケ, アミガサタケ,
アリノタイマツ, キソウメンタケ, シロソウメンタケ, ベニナギナタタケ。

制作時期によって培養されているキノコの種類が多少変わります。






培養器の解説。

＊ちなみに「キノコ培養器第１号」は油彩画に描かれている陶器製開放型培養器です。



・
・
・
この「キノコ培養器」は私の妄想による架空の培養器で、
同タイトルの私の油彩画をトンボ玉で表現したものです。
キノコを観賞用に育てるという文化がもっと発達してもいいんじゃないかと
理想的な培養器なるものを空想してみたのが制作の始まりです。

作家として本格的に活動を開始する前にプロトタイプを制作したのですが、
初めて「自分らしい作品」ができた気がして嬉しかった思い出があります。