「一粒の海」
 
 
  環境:海水域 沖縄の珊瑚礁
制作年:2008~
 
 

キベリクロスジウミウシ
(H25×W27mm, 2011年)

ウミウシが散歩する小さな海。

キベリクロスジウミウシ、チャツボボヤ、ケヤリムシの仲間、
イワホリイソギンチャクの仲間、キクメイシ(初期群体)、オキクラゲの幼体など
様々な生物が暮らす沖縄の珊瑚礁の風景です。


シンデレラウミウシ
(H25×W26mm, 2012年)

同タイトルの作品でも制作時期によってモデル生物やデザインが変化します。
2012年5月以降の作品ではシンデレラウミウシとその卵塊(黄色い渦巻きリボン)が入り、
作品のイメージもかなり変わりました。




一粒の海
(H23×W24mm, 2008年)

↑こちらは初期の作品。
玉の大きさも現在のものより少し小さめ。





一粒の海 各面
(2008年)

「一粒の海」(初期作品)各面。
地面を挟んで表・裏両面に無脊椎動物たちが暮らしているデザインになっています。






一粒の海に住む生物たち

「一粒の海」(初期作品)の住人たち。
上段左から、ミスジアオイロウミウシ、ケヤリムシの仲間、チャツボボヤ。
下段左から、オキクラゲ幼体、ウメボシイソギンチャクの仲間、キクメイシの初期群体。

オキクラゲは普段は外洋で生活している種ですが、
嵐の後などにはリーフ内でも時々見かけることがあります。



「一粒の海」の夜
(2011年)

「一粒の海」の夜。
暗いところで強い光を当てると隠れていた夜光虫やウミホタルたちが騒ぎだします。






「一粒の海」は最初に作った海水環境系作品です。
初めて玉の中に海の環境を再現できたのが嬉しくてこのタイトルを付けました。
その後の他作品のタイトルと比べるとちょっと大雑把な感じですが...。