彩元堂看板

 日記 (2015年9月)

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2015年9月22日

 大阪府立弥生文化博物館の「とんぼ玉100人展」も今日で終了ですね。ガラスケース内展示のため、私の玉を一点一点細部までじっくり見たかった方にはちょっと物足りなかったかもしれませんが、初めて見てくださった方には作品全体の雰囲気は伝えられたんじゃないかと思います。見てくださった皆さま、どうもありがとうございましたっ。
 

 次は11月に名古屋で小さな個展をやります!
  増永元 作品展  「硝子の生物圏 2015」
  会期: 11月4日(水)~11月8日(日) 10:30~19:00
  会場: 愛知県名古屋市中川区十番町1丁目304
(imo merket)


名古屋個展2015


 会場はガラス瓶の中に植物の自生環境を再現した空間作品を制作されているボトルガーデン作家、水谷竜也さん(imo market 代表)の自宅兼アトリエの古民家です。水谷さん、作品もお住まいお人柄ももとっても素敵なんですよー。その素敵な空間をわがまま言ってお借りして、この度、個展を開かせていただくことになりました。

 以前、「今年は友人が名古屋でパン屋さんを開くのでそこで個展を」って話をちらっとお知らせしたんですが、その開店の話が直前で無くなってしまいまして...(また別の場所でパン屋さん開く予定だそうです~)。その友人が代わりに展示会ができる場所として水谷さんを紹介してくれました。そんな経緯です。

 内容的には過去に那覇や横浜で開催した作品展に出品した特製展示台付きの作品たちと、まだ作品展では未発表の最近の作品をちょっとプラスして.....って感じになる予定です。この個展では私のトンボ玉を直接触ってルーペで観察したりできますので、ゆっくりじっくり見たいっていう方はぜひお越しくださいませ。会場はもともと水谷竜也さんのボトルガーデン作品を展示するお部屋ですので、それらの素敵な作品も一緒に楽しんでいただけると思います。詳細についてはまた後日お知らせしますっ。


 今月のグラス2Hオークションには通常作品を2点出品しています。


アカクラゲ

2015年9月制作 「赤海月」
直径: 約28.5mm

かなり綺麗にできたお気に入りの玉。
ホントは手放すのが惜しい.....(汗)



アカクラゲ

直径3cm弱の玉の中を優雅に泳ぐ5個体のアカクラゲさん。
触手約40本に口腕が4本、カサには16本の放射模様。
小さくても細部までしっかりアカクラゲ。





ベニテングタケ

2015年9月制作 「ベニテングタケの秋」
高さ: 約29.5mm

2014年からシラカンバの森を再現したデザインになりました。
初期型と比べるとスッキリしたイメージになってます。




ベニテングタケ

カサの直径4~5mm程の極小ベニテングタケ。
小さい秋 見ーつけた♪
 

 これら2作品のオークション入札日は2015年9月25日(金)、終了時間は「ベニテングタケの秋」が22:20、「赤海月」が22:40です(自動延長あり)。比較的制作数の多いレギュラー作品になりますが、オークションに出品している玉は特に出来栄えが気に入っているものです。それでは、今回もどうぞよろしくお願いいたします!

Glass 2H

 


*



ナンバンギセル

ヤンバルの林道沿いのあちこちで、
寄生植物のナンバンギセルが咲いていました。




ナンバンギセル

寄生植物らしい綺麗な色。
雨に濡れて良い雰囲気です。
秋ですねぇ。







2015年9月8日

 今日、トンボ玉作品の抽選販売を実施します~。当日まで告知もなく急な実施ですみませんっ。今回販売する作品は4点で、お申し込みの受付は今晩23時までとなっております。どうぞよろしくお願いいたします!


抽選販売

↑上の画像をクリックすると抽選販売の特設ページに入れます。





2015年9月1日

 先月下旬、久々に夜のヤンバルの森を散歩。一人でじっくり生き物を探しながら歩くのは本当に久しぶりだったんで、思いっきり楽しんできました。
 


シイノトモシビタケ

あちこちの倒木からシイノトモシビタケがニョキニョキっと。
8月もしっかり光ってますね。







アヤトビムシの仲間

シイノトモシビタケの傘にいるのはアヤトビムシの仲間。
割と大きなフサフサのトビムシさん。







オキナワイシカワガエル

オキナワイシカワガエルの上陸個体見っけ。
上陸直後はちょっと黄色みがかってますね。

この日は色々なカエルやヘビが活動してました。





ササキハシリグモ抱卵

ササキハシリグモの雌。
大きな卵嚢をとっても大切そうにお腹に抱えこんでました。
ここの沢とかごく一部の場所でしか見つかってないクモらしいです。






ムシホコリ

倒木に長さ10cm以上もある不思議な物体が垂れ下がってました。
とっても鮮やかな色のフサフサですが、これって変形菌のムシホコリ?
なんて立派な....。なんだか良いものを見た気分♪





ムシホコリ

ムシホコリのフサのアップ。擬着合子嚢体っていうやつ?
変形体からこの子実体が形成されるまでの過程を見てみたいです。


ヤンバルの森に通いだしてかれこれ二十数年....。
まだまだ会ったことのない生き物や気づいてない生き物がいっぱいで
本当に奥が深いです。



*
 

先月、友人がマミズクラゲをうちに連れてきてくれまして...。


マミズクラゲ

「マミズクラゲ」はその名のとおり淡水性のクラゲ。
淡水にクラゲが泳いでるのってちょっと不思議な感じ。
沖縄のダムとかでも結構発生してるんですね。知りませんでした。

初めて見たんですが、とても可愛いクラゲですねー。
カサがピコピコ動くたびに触手がワサワサしてます。
大きさはカサの直径が1cmちょっとくらい。


マミズクラゲ

横から見るとちゃんと真ん中から長めの口腕が出てます。
カサの周囲には触手がたくさん生えてて、
いわゆる一般的なクラゲ型。
触手がカサの上の方を向いているのが特徴的。

しばらく水槽で飼って愛でてたんですが、
一週間くらいで急に小さくなって消えてしまいました.......(涙)。
今度は野外で会いたいですねぇ。


  

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