「エビモのせせらぎ」
 
 
  環境:淡水域 日本全国の里山の用水路
制作年:2014~
 
 


エビモとスッポンのトンボ玉
(H28×W29mm, 2014年)

エビモが群生する用水路。
流れの緩やかなせせらぎの中をニホンスッポンの幼体がゆったりと泳いでいます。






エビモのせせらぎ

この用水路はやや富栄養化した水質環境のようで、
川底にはたくさんのアオミドロが繁茂しています。






ニホンスッポン 幼体

丸い甲がとっても可愛いニホンスッポンの子供。








エビモ アオミドロ

エビモは全国の湖沼や河川に普通に見られる沈水性の水草。
波打った長い葉が特徴的です。





エビモもスッポンも水質汚濁に比較的強い生き物たちで
全国でわりと普通に見ることができた馴染み深い光景です。

エビモやスッポンは本来の生息地以外の場所では
"外来種"として問題になっているという側面もあり、
色々複雑な思いを込めてこの作品を創りました。
(沖縄にいるスッポンも外来種であることが判明していますし.....)