彩元堂看板

 日記  (2017年4月)

→過去の日記リスト(年別)


日記トップページへ(最新) より新しい日記へ→

2017年4月24日

 先日の「境界おかわり」の作品販売では108件ものお申し込みをいただいたそうで、本当にありがたい限りです。皆さまにお礼申し上げます〜。明後日の礒野さんの作品販売が最後の境界イベントです。

 その前に、明日4月25日(火)はグラス2Hオークションの入札日ですっ。 
 私が出品したのは「一粒の潮だまり」。今月はすでに白鯰のスペシャル作品を販売してますので、2Hでは私の代表的なレギュラー作品を出すことにしました。でも、「一粒の潮だまり」がオークションに登場するのは今回でまだ2度目でしたね。


潮だまりのトンボ玉




潮だまりのトンボ玉




潮だまりのトンボ玉



潮だまりのトンボ玉




潮だまりのトンボ玉



 最初の発表以来デザインが殆ど変わっていない、私のトンボ玉の中で最もイボイボな作品です。表面のシロスジフジツボはちょっと新しくなりました。なかなか可愛く付着してると思います。前回出品した「夏の礁池」ではウデフリクモヒトデの腕に新たにトゲトゲ表現を加えましたが、今回の玉に入っているのはニホンクモヒトデという腕がツルッとした種がモチーフになっているので、これまで通りの表現になってます(手を抜いたわけじゃないですよー)。その他の構成種についてはトンボ玉ギャラリーの方をご覧くださいませ。なお、両面にミズクラゲが漂っているのが今回の玉の特徴です。


 明日のオークション、この作品の入札終了時刻は22:00となっております(自動延長あり)。ではでは、今回もどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m

グラス2H



 ヤンバルの森はうりずんの季節。色んな生き物に出会える一番楽しい時期ですっ。



新緑のヤンバルの森

新緑がとても綺麗。






オキナワトラフハナムグリ

春に現れる虫、オキナワトラフハナムグリ。






ギンリョウソウ

腐生植物(菌従属栄養植物)のギンリョウソウも出てました。






ウエマツソウ

同じく腐生植物のウエマツソウもひっそりとニョキニョキ。

ウエマツソウ

色と形が個性的ですねぇ。






ホウキタケの仲間?

ホウキタケの仲間?
この形、ぜんぜん違うグループでも似たものが多くてよくわかんない....。





ヒダウロコタケ

ものすごく立派なヒダウロコタケ。
カサの中に落ち葉が溜まってます。





夜のヤンバルの森

そして夜の森。






シイノトモシビタケ

月明かりにうっすらと照らされた森の中で、
シイノトモシビタケがホワッと光っていました。



オキナワアオガエル

オキナワアオガエルはまだ繁殖期。
とてもきれいな声で鳴いています。






オキナワイシカワガエル

オキナワイシカワガエルはもう繁殖期も終盤(ほとんど終わりかけ....)。
今の時期にまだ必死に鳴いているオスは比較的撮影しやすい気がします。
この個体は私がすぐ隣りに座っても平気でずっと鳴き続けていました。
(もちろんライトは消して真っ暗にしてます)

今シーズンも鳴いてるところを撮影できてとても満足♪










最後にヤンバルに行った時の出来事。

OM-D E-M5ii 故障

うぎゃー!!!! カメラ壊れたー!!!
OM-D E-M5ⅱ のバリアングルモニターを少しだけ開いたまま首から下げて歩いてたら、
気がついた時にはもうモニターが力無くブランブランになってました(涙)。
もう何も映らないモニターさん。
一応、EVFで写真は撮れるけども、バリアングルモニター使いたくて買った機種だし...。
すぐに修理に出したけど、いつ返ってくるのかなぁ(こういう時沖縄はちょっと不便)。悲しい。









2017年4月18日

 グラスタウンさんのCo展企画「境界おかわり」もいよいよフィナーレです! 今月15日に内田敏樹さんの作品の抽選販売が行われまして、19日には私の作品の販売があり、その後26日には礒野昭子さんの作品販売と続きこの企画もついに終了となります。終わっちゃいますね〜。

 Co展のページを見てくださってる方はすでにご存知と思いますが、19日に販売される私のトンボ玉は「バイカモの陰で(白鯰)」のバリエーション5点。この白鯰の玉は一番リクエストが多かった境界作品です。これらの作品は町長さんが各地に持って回ってくれたので直接見てくださった方もいらっしゃいますよね。5点の中に一個だけちょっと大きめのスペシャル作品があったのですが.......、えー、この度、ギリギリで新たに作った別の玉に差し替えさせていただきましたっ。皆さま、町長さん、ワガママ言ってホントにすみません〜。m(_ _)m

 その差し替えた新スペシャル作品を紹介しますね。


バイカモの陰で(白鯰, 陰と陽)

「バイカモの陰で(白鯰, 陰と陽)」  M55
2017年4月制作

こっちの面は月夜に泳ぐ白いナマズ(アルビノ個体)。
ほとんどモノトーンの世界。静かな夜の光景です。


バイカモの陰で

反対面は日中の光景。
白いナマズと黒いナマズ(通常個体)が泳いでいます。

この2匹のナマズの向きが差し替え前の作品との大きな相違点。
最初のデザインでは2匹は同じ方向に泳がせていたのですが、
作り直したこの作品では互いに反対向きに変更しました。
これ、おもいっきり陰陽魚(☯)の配置です。

普段作らないものに挑戦した「境界」企画のラストの作品ということもあって、
せっかく白黒ナマズを一緒に泳がせるという非現実的な表現を採用しているので、
デザインももっと遊んじゃお〜って感じで陰陽のテーマを強調してみました。



白いナマズ

月夜側の大きめナマズ。



陰陽魚

日中側の小さめナマズたち。




ナマズのトンボ玉

スペシャル作品のサイズはこんな感じ(ちょっと大きめの玉)。






抽選販売作品

その他4点の「バイカモの陰で(白鯰)」  M51〜M54
4点それぞれ別バリエーションになってます。
急いで町長さんに渡したので個別に写真を撮ってませんでした。
各作品の写真はCo展ページでご確認ください〜。

しかし、これだけナマズが並ぶと造形の個体差が激しく目立って焦ります(汗)。
私、同じものを安定して作れないので職人的な仕事は向いてないんです...。

 昨日、これらの作品の販売方法が発表されました。スペシャルな1点[M55]だけは競売形式(ファーストプライス・オークション)、他の4点[M51〜M54]は抽選方式とのことです。抽選販売の4点の白鯰玉は今後もごく稀に制作しようかと思ってますがスペシャルはこれっきりの作品ですので、その辺を考慮してこのような販売方法に決まったみたいです。お申込み方法等の詳細はグラスタウンさんの Co展ページをご覧くださいませ。
 ではでは、19日の作品販売もどうぞよろしくお願いいたします! 私の境界企画での作品販売はこれが最後でございます〜。

グラスタウンCo展

↑作品販売は4月19日↑










4月になって息子はついに小学生になりましたっ。娘ももう4歳。
ホント、子供の成長早すぎですー。





日記トップページへ(最新) より新しい日記へ→


→過去の日記リスト(年別)