Ｇｌａｓｓ2Ｈ
オークション出品作品情報　

「日本産海月類硝子標本」2014

本作品は“半永久的に劣化せず破損しにくいクラゲ類のガラス標本を作る”という試みで、
実物のクラゲの形態を細部まで可能な限り忠実にガラスで再現しています。
（各種クラゲはそれぞれ独自に考案した制作方法を駆使して表現しています）





日本で見られる代表的なクラゲ類８種のトンボ玉が並んでいます。
刺胞動物門の３綱（鉢虫綱・箱虫綱・ヒドロ虫綱）に属する様々な形態のクラゲたち。





各種トンボ玉の拡大↓
全てガラス製です（クラゲは本物じゃありません、念のため...）


「オキクラゲ　Pelagia panopyra」
鉢虫綱　旗口クラゲ目　オキクラゲ科
（裏側は小さなオキクラゲが2個体泳いでいます）



「アカクラゲ　Chrysaora pacifica」
鉢虫綱　旗口クラゲ目　オキクラゲ科
（裏と表で背景の色が多少異なります）



「ミズクラゲ　Aurelia aurita」
鉢虫綱　旗口クラゲ目　ミズクラゲ科
（裏側の表面にはエフィラ幼生も入っています）



「アンドンクラゲ　Carybdea rastoni」
箱虫綱　立方クラゲ目　アンドンクラゲ科
（裏表ほぼ同じデザインです）



「タコクラゲ　Mastigias papua」
鉢虫綱　根口クラゲ目　タコクラゲ科
（裏表ほぼ同じデザインです）



「ムラサキクラゲ　Thysanostoma thysanura」
鉢虫綱・根口クラゲ目　タコクラゲ科
（反対側にはコガネシマアジの幼魚もいます）



「カミクラゲ　Spirocodon saltator」
ヒドロ虫綱　花クラゲ目　キタカミクラゲ科
（裏と表で背景の色が異なります）



「ウラシマクラゲ　Urashimea globosa」
ヒドロ虫綱　花クラゲ目　エボシクラゲ科
（裏表ほぼ同じデザインです）

↑ちなみにこれらの写真、
玉の表面が一部凹んでいるように見えるのはガラス壜のカドで屈折した光が写っているためです。
トンボ玉の表面自体は凹んでいませんのでご安心くださいませ。
（実際に観賞する場合と同様にガラス壜に収納された状態でトンボ玉を撮影しています）





上で紹介した各トンボ玉の裏面。
表と裏でデザインが異なる玉もあるので、お好きな方を表側に向けて展示できます。






　
左：　銘板は銅板をエッチングして制作しました。
タイトルプレートの中心にある花のような模様はエフィラ幼生を図案化したもの。

右：　照明はバータイプのＬＥＤ（電球色）を上段と下段に使用しています。





ガラス壜のコルク部分を棚の丸い窪みに嵌めて固定する仕様で、
木箱を多少傾けても壜がずれたり落ちたりしないようになっています。





ＬＥＤ照明は木箱の右下にあるトグルスイッチでＯＮ/ＯＦＦします。
（電源はＡＣアダプターでコンセントに接続）
お部屋のサブ照明としてもイイ感じ。

　木箱（標本棚）や銘板も私の手作り品ですが、私は職人じゃありませんのであまり完璧な仕事を期待しないでください。この標本棚の場合、アート作品としては手作りした感じが伝わるくらいの雰囲気がちょうどいいと思ってまして...（←ナイス言い訳。でもホントに標本棚が既製品かと思われたらダメなんです）。

　この【 「日本産海月類硝子標本」2014 】、グラス2Ｈオークションの入札期間は8月24日（日）から8月28日（木）22：10までとなっています（自動延長あり）。クラゲシリーズをセットで販売するのは今回が初めてですっ。それでは皆々さま、どうぞよろしくお願いいたします～。

Glass 2H オークションサイト








たまに壜から出して日光にかざしたりライトを当てたりして、
ルーペで細部まで観察して楽しんでいただけたら嬉しいです。

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材質：　　トンボ玉・・・佐竹ガラス（鉛ガラスの一部ソーダガラス）
　　　　　　標本棚・・・・木材、銅（銘板）、電子部品（ＬＥＤ照明系）
サイズ：　トンボ玉・・・直径27ｍｍ前後
　　　　　　標本棚・・・・25ｃｍ×25ｃｍ×8ｃｍ
制作年：　2014
制作者：　増永元
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