彩元堂看板

日記(2011年3月~4月)

 


 

2011年4月22日

  なかなか更新できず申し訳ありませんー。ただ今、ネット販売用とデザインフェスタ用のトンボ玉を同時進行でせっせと製作しております。

 

六月の森

ナメクジさんが散歩する「六月の森」。
このナメクジも最初のものとはだいぶデザインが変わってきました。
苦手な方も多いようですが、私は好きなモチーフなのでつい玉に入れちゃいます。

 

ヤンバルヤマナメクジの子供

こちらは実物。ヤンバルヤマナメクジの子供です。
小さい子は特にカワイイ。

 

 

 さて、私が一年の中で一番好きな時期になりましたっ。ヤンバルではそろそろカエルたちが盛り上がる頃なんですが、なんだか今年は例年より気温が低めで雨も少ないみたいですねぇ。カエルたちと一緒にひたすら雨を待っている今日この頃。カエルだけじゃなく、色んな生き物が一斉に活動を開始する素敵な時期なんです。

 

イボイモリ

穴から顔を出したイボイモリ。
ぴったりサイズでなかなか素敵なおうち。
今はイボイモリの繁殖期なのであちこで出会えます。





オキナワアオガエル

オキナワアオガエルのオス。
かなり寒い夜でも綺麗な声で鳴いているカエル。
いつもこの鳴き声に癒されてます。




イシカワガエル

イシカワガエルも岩の隙間で控えめに活動中。
繁殖期ももう終わりなので、またしばらく会えなくなりますねぇ。





満月のヤンバルの森

久々に大雨が降った夜。
月明かりに照らされた森は夜霧に霞んでいました。
こんな夜は動物たちがたくさん出てきます。




ナミエガエル上陸個体

陸に上がったばかりのナミエガエルの子供。
小指の爪ほどの大きさなので見つけるのがちょっと大変。
ナミエガエルもそろそろ繁殖期です。




ハロウエルアマガエル

久々の雨で大盛り上がりのハロウエルアマガエル。
抱接ペアがたくさん産卵場に集まってました。
オスは「ギー!ギー!」と大声で鳴くので側にいると耳がキンキンするんですが、
それがまたなんとも刺激的で堪りません。



ガラスヒバァ

ハロウエルアマガエルを食べに来ていたガラスヒバァ。
獲物を飲み込んだ後はしばらく口をパクパクするんです。





ハブ

ハブも元気に活動しています。気をつけなきゃ。

このハブは近づいた私を怖がってとぐろを巻いてしまいました(←お互いにビビッてます...)。
なので、この写真はハブの自然な状態を撮影したものではありませんのでご注意くださいませ。
↑姿勢とか尻尾の感じとか、どうにも緊張した表情になっちゃってます。





2011年4月3日

  新年度スタートです。よーし、がんばるぞー。

 以前にもお知らせしましたが、来月、5月14日・15日に東京ビッグサイトで開催されるアートイベント、デザイン・フェスタ vol.33 に参加しますっ。彩元堂の出展日は5月14日(土)のみ、ミニブースでトンボ玉、ガラスのペンダント、ポストガード等を販売する予定ですのでぜひお越しくださいませ。→デザフェス vol.33 彩元堂ブース紹介


 ただ今発売中の雑誌「おきなわいちば(Vol.33)」は沖縄の森特集ですっ。

おきなわいちば

 

 その中の「やんばるの夜の森」という記事で、私の話や写真が紹介されています(もちろん、編集さんのステキな文章で)。微妙に私の紹介みたいな内容でちょっと気恥ずかしくもありますが、私なりの夜のヤンバルの魅力を少しでも多くの方に知っていただければ嬉しいです。

 

夜のヤンバルの森紹介

4ページにわたり写真を10点も載せていただきました。
以前にトンボ玉を紹介してもらったときよりページ数多いっ(笑)


 

 

 先月の夜ヤンバルの様子↓

ホルストガエル幼体  ザトウムシの脱皮

左: ホルストガエルの幼体。あと何年くらいで成体になるのかな。
右: 脱皮中のザトウムシさん。白くて細い脚がなんとも美しい~。






カノシタ  種名不明のキノコ

左: トゲトゲでキュートなキノコ。これって、カノシタでしょうか?
右: 傘の裏のヒダヒダ感がステキなキノコ。名前はわかんない。






ケナガネズミ  オキナワトゲネズミ

左: ケナガネズミの幼獣。長くて先の白い尻尾がカワイイ。
右: 体毛が針みたいにトゲトゲのオキナワトゲネズミ。
どちらも近年になってよく見かけるようになりました。
両種とも絶滅するのはもう時間の問題と囁かれていた動物ですが、
こんな普通に出会えるような日が来るとは思いもしませんでした。
こんなこともあるんですね。嬉しいです。

(ホルストガエル・ケナガネズミ・オキナワトゲネズミは天然記念物です)






2011年3月8日

  昨晩、Web shop に抽選販売用のトンボ玉作品8点をアップしました。ご購入を希望される作品がありましたら、受付期間中(今晩、3月8日の22:00まで)にメールによる「抽選販売申し込み」をお済ませくださいませ。後ほど各作品について抽選を実施し、こちらから当選者様にご購入案内のメールを送りたいと思います。どうぞよろしくお願いしますっ。

 今回も新作はありませんが、旧作「珊瑚礁の岩陰で」をリニューアルしましたっ↓

ホヤとリュウグウウミウシのトンボ玉

ホヤたち(ウルトラマンホヤ、ワモンツツボヤ、チャツボボヤ)と
クロスジリュウグウウミウシ、イシガキリュウグウウミウシが入った作品。

 

 

クロスジリュウグウウミウシ

↑こちらがクロスジリュウグウウミウシの実物です(私の作品、あんまり似てないー)。
ツツボヤ類などのホヤを食べるウミウシ。
 
 

クロスジリュウグウウミウシ 交接  クロスジリュウグウウミウシ 交接

↑同じ日に同じ場所にいた交接中のペアたち(座間味島で撮影)。
カラーパターンにかなり変異がある種ですが、
交接ペアを見るといつも同じパターンの個体同士のような...。
ホントはそれぞれ別の種類?うーん、ウミウシさっぱりわからんです。

 

 今回「珊瑚礁の岩陰で」をリニューアルしたのには訳があるんです。この作品のコンセプトは「食物連鎖」だったので、旧作にはホヤを食べる動物としてミドリリュウグウウミウシを入れていたんです。が、このウミウシって、実は「コケムシ食」って話じゃないですかっ!ぎゃー、やっちまいました(涙)。てっきりホヤ食だと思い込んで...。旧作も珊瑚礁の一風景としては普通に成立しているので作品自体は問題ないのですが、せっかくのコンセプトが薄まってしまいました。それで今回、ホヤ食のクロスジリュウグウウミウシに変更したんです。あと、ワモンツツボヤを加えたり、全体のデザインもかなり変えてみました。
 旧作の「珊瑚礁の岩陰で」はこれまで6点くらいしか販売してないのでまだよかったんですが、買ってくださった皆様には本当に申し訳なくて....すみませんっ。もちろん、旧作の返品も受け付けます。もし、リニューアル版との交換をご希望の方がいらっしゃいましたらどうぞご相談くださいませ。

 


 
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