彩元堂看板
日記(2009年8月~9月)
 

 

2009年9月26日
 本日22:00にWeb shopに12作品をアップします。今回もどうぞよろしくお願いしますっ。

今回販売するとんぼ玉12作品
↑今回の作品はこんな感じ。





2009年9月17日
 お知らせが遅れてしまいましたが、ただ今グラスタウンさんのマートタウンマート別館)にて私の作品が販売されています。今回は出来る限り多くの方に公平なチャンスをご提供するために抽選形式で販売してくださるそうで、9月22日まで申し込み期間が設けられています。こういう形で販売してくださるのってありがたいです。どうぞよろしくお願いいたしますっ。
  少し前になりますが、グラスタウンさんのアーティストの森にある彩元堂のおうちもプチ改装してくださいました。さらにグラぐるミュージアム常設展示室にも先日紹介した作品「雨上がりの森」の動画が追加されました。この作品はビーズグランプリに出したものからちょっとだけデザインを変更しています。こちらも是非ご覧くださいませ~。

雨上がりの森





2009年9月15日
 北海道、たっぷり楽しんできました。支笏湖と定山渓の森でキノコ三昧~。

アカチシオタケ?  キララタケ
左:アカチシオタケ, 右:キララタケ

ベニカノアシタケ  ナメアシタケ
左:ベニカノアシタケ, 右:ナメアシタケ? 

フクロツチガキ  キソウメンタケとヒメホウキタケ
             左:フクロツチガキ, 右:キソウメンタケとホウキタケの一種

  小樽ではガラス屋さんめぐり。お世話になっている大正硝子館さんにもお邪魔しました。そして前から気になっていた乳白オパールのガラス器を購入(小樽で作られたものじゃないけど)。なんともノスタルジックな雰囲気の器で、骨灰を混ぜたガラスに温度差を与えて部分的に乳白色を発色させるという古来の技法で模様が描かれています。良いですねぇ~。さらに北一硝子でイタリアの作家マッシモ・ルナードンさんの器も購入しました。この作家さんの作品、かなり好きなので。耐熱硝子で使い勝手もすごく良いんです。

乳白オパールガラス  マッシモ・ルナードンの作品
左:乳白オパールのガラス器, 右:マッシモさんの作品

 しっかり遊んだのでこれからまた気合入れて制作しますっ。そろそろヤンバルも行きたいけど...。

*ちょっとお知らせ...
 今月発売の季刊誌「おきなわいちば(Vol.27)」に彩元堂が見開きで紹介されています。私、今まで「おきなわいちば」って沖縄でしか売ってないものと思っていましたが(スミマセン)、全国の大きな書店で販売されているそうです。札幌の書店にも置いてありました。取材はこれが初めてだったのであまり上手く話せなかったのですが、さすが紙面では綺麗な文章でまとめられています(ありがとうございました!)。取材してくださった方によると、私はかなり理系的らしいです。そうなんだ~。

おきなわいちば

 さてさて、今年も沖縄のアートイベント「アートオブパライソ」に参加させていただくことになりましたっ。よろしくお願いします~。
 会期:10月24日(土)25日(日) 時間:午後1時~夜9時まで
 会場:那覇市新都心公園・水の道ゾーン(沖縄県立美術館の裏の広場)





2009年9月5日
 前回ちょこっと言っていたカタツムリ入りの作品をご紹介~。「雨上がりの森」です。「六月の森」や「雨の森」の姉妹作品(豪華版?)になります。お馴染みのキノコたちが生える雨後の森をオキナワヤマタカマイマイが散歩しています。2月のヤンバルが舞台で、周囲には青い実をつけるマルバルリミノキと赤い実のアオノクマタケランが茂り、エゴノキの花も林床に落ちてきます。

ヤマタカマイマイ  アオノクマラケラン

 実はこれはビーズグランプリ2009に出した作品なんです。佳作入選になりましたっ。「ビーズグランプリ2009入賞作品展」が2009年8月26日(水)から9月13日(日)に日本橋髙島屋8階ホールで開催されていますので、こちらでこの作品を見ることができるはずですよ。私は残念ながら見に行けませんけど...

 さてさて、今日から1週間ほど夏休みですっ。北海道に帰省してきます~。

うちのネコ
ダリちゃんはまたお留守番~。





2009年9月1日その2
 ようやく商品アップの準備が終わりました~。今晩22:00にWeb shopに
9作品をアップしますのでどうぞよろしくお願いします。ナメクジさん入り「六月の森」は3度目(約1年ぶり)の登場で、リニューアル版になっています。結構カワイイと思うんですが、「ナメクジはちょっと...」という声が多かったので商品としてはほとんど作っていませんでした。カタツムリ入りの姉妹作品も今後登場する予定ですよ。

トンボ玉たち





2009年9月1日
 日付変わって9月になってしまいました。今晩22:00にWeb shopにアップする予定の作品は、点数がいつもよりちょっと少なめになりそうです。本当はもう少し制作時間が欲しかったんですけど、9月5日から1週間ほど北海道に帰省する予定なので今日あたりにアップしておかないと...。そんな訳で、今回ご注文の商品は4日までに発送できなかった場合、12日以降の発送になってしまいますので申し訳ありませんが予めご了承くださいませ。m(_ _)m 今日アップする作品の画像はまた後ほど(たぶんギリギリに)この日記に載せる予定です。

 いつもお世話になっているグラスタウンさんの方にも販売していただく作品を送りました(グラスタウンさん、遅くなってすみません~)。こんな作品です↓

「一粒の潮だまり」表  「一粒の潮だまり」裏
「一粒の潮だまり」
第3回GTコンテストで入選した作品のリニューアル版です。
本州の海岸の潮だまりがモチーフの作品。
中の生き物は、シロウミウシ・若いミズクラゲ・ケヤリムシの仲間・イトマキヒトデの幼体・
クモヒトデの仲間・タテジマイソギンチャクです。表面についてるのはフジツボの仲間。

ベニテングタケの秋ペンダント  ベニテングタケの秋ペンダント
「ベニテングタケの秋ペンダント」
トンボ玉作品と同じモチーフですが、こっちはより空間を意識したデザインのつもり。
アクセサリーなのでちょっとシンプルな感じに。

魚石の帯留め
「魚石」の帯留め

ムラサキクラゲの海
「ムラサキクラゲの海」

 これらの作品は近いうちにグラスタウンさんのHPで販売されると思います。今晩うちのお店で販売するのはいつものレギュラー作品ですのでお間違いなく。ではまた今晩に~。





2009年8月7日
 今回もなんとかWeb shopの準備が間に合いそうですっ(まだ終わってませんが)。予定通り今晩22:00に12作品をアップしますので、どうぞよろしくお願いします~。

今回販売するトンボ玉
↑今回販売するトンボ玉たち。新作「珊瑚礁の岩陰で」も入ってます。

 

2009年8月4日
 前回の日記に7月中にもう一回くらい商品をアップしたいって書きましたが、全然間に合いませんでした。どうもすみません。もう暑くて暑くてペースダウン中です....。次のアップは8月7日(金)22:00を予定していますので、どうぞよろしくお願いします~。
 実は先日また石垣島に行ってきました。今回は遊びじゃなくってウミヘビの寄生虫調査の助手として行ったんです(研究職に就いていた時から関わっている調査なので)。ウミヘビをワシッと捕まえるのが私の任務。遊ぶ時間どころか寝る時間もありませんでしたがフィールド調査はやっぱり楽しいなぁ。
  では、久々に新作を紹介しますね。タイトルは「珊瑚礁の岩陰で」。

とんぼ玉(イシガキリュウグウウミウシ)
ホヤたちの間を這うイシガキリュウグウウミウシの子供。

とんぼ玉(ミドリリュウグウウミウシ)
こっちの青い子はミドリリュウグウウミウシ(青いけどミドリ...)。

とんぼ玉(珊瑚礁の岩陰で)
イシガキリュウグウウミウシがミドリリュウグウウミウシを追いかけてます。

 こんな感じでリュウグウウミウシ類2種が主役の作品です。オレンジ色のホヤたちはClavelina diminutaという学名の種でダイバーさんたちに通称「ウルトラマンホヤ」と呼ばれているものです。他にはチャツボボヤとケヤリムシの仲間も入っています。この作品には一応ストーリー的なものがあるのでちょっと説明を↓
 ミドリリュウグウウミウシは餌であるウルトラマンホヤを食べようとしています。そのミドリリュウグウウミウシを食べようと追いかけているのがウミウシ専門食のイシガキリュウグウウミウシ。やがてこれらのウミウシたちの糞や死体は分解されて微細な有機物として水中を漂い、ホヤやケヤリムシなどフィルターフィーダー(濾過摂食者)たちの餌となります。生き物って繋がってますねぇ。

 * ↑と書きましたが、ごめんなさいっ。ミドリリュウグウウミウシはホヤ食じゃなくてコケムシ食でした!私の思い違いです。 そんな訳で修正版の作品はこちら。(追記:2011/3/8)

ウルトラマンホヤ
ちなみにこちらがウルトラマンホヤの実物(座間味島で撮影しました)。カワイイ。

 もうひとつ新作「ムラサキクラゲの海」をご紹介~。こちらは委託販売用に作った作品です。

ムラサキクラゲのとんぼ玉  コガネシマアジ(パイロットフィッシュ)付き

 8本の長い口腕が特徴のムラサキクラゲ。細い触手を持たないシンプルな形のクラゲです。片面にはコガネシマアジの幼魚がムラサキクラゲに寄り添っています。コガネシマアジの幼魚は大きな魚やクラゲなどにくっついて泳ぐ習性があって、よく大型魚の鼻先を泳いでいるので英名でパイロットフィッシュと呼ばれています。私も以前海で泳いでいた時、このパイロットフィッシュにずっと(30分くらい)鼻先を泳がれたことがあるんです。近くに小魚の群れが通りかかるとミサイルみたいに突っ込んでいって小魚を食べたらまた私の鼻先に帰ってくる、というのを繰り返してたのが面白かった~。あ、この玉の主役はあくまでもムラサキクラゲですよっ。この作品はしばらくは委託先のみでの販売になりますのでご了承ください~。




 
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